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新規事業って何?
新規事業というと「新しい技術を開発しないといけないのではないか」「世界に今までなかったことをしないといけないのではないか」「画期的な発想が必要なのではないか」と身構える方が多いのですが、その認識は間違っています。
新規事業とは「企業が今まで取り組んでない分野で売上を産み出す仕組み」です。
・ソフトウェアの受託開発企業が、居酒屋を出店する。
・海鮮居酒屋が市場で仲卸業を始める。
・スポーツクラブがクリーニング屋を始める。
居酒屋も仲卸業もクリーニング屋も既に世の中には存在しているものです。
ただ違うのは、ソフトウェア受託開発企業、海鮮居酒屋、スポーツクラブ、それぞれの企業が”今まで取り組んでいない分野”で売上を産み出す仕組である点です。
「今までにない」とはなにかというと大きくは下記の2つの”どちらか”が異なる場合を指します。
・販売先
・仕入先
なぜこの2つの点のどちらかを変える必要があるかというと新規事業がなぜ必要か?に話が繋がります。