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新卒採用をトリガーとした組織改革
廣田:新卒の採用活動をトリガーに組織のコミュニケーションが変わってきたというのがとても印象的ですね。新卒採用はスタートのタイミングが決まってるから、会社としても社員の気持ちも、切り替えしやすいイベントですね。
村田:社内の中で新卒採用に関わった人は「きちんとしなくちゃ」とか、「もっと俺たちがんばんなくちゃ」っていう気持ちにさせられるって言ってますね。
楽しみなんですよ、採用した子たちがこの4月に会社に入ってくるので、どんな影響が起こるかなって。
廣田::採用活動の段階で好影響が出ているので、実際に社員とそして組織に入ってくると、組織にどんな構造改革の風が吹くのか。意識も変わるでしょうし。
在宅、リモートワークだと1日が変わり映えしないから、そういう刺激が入ってくるだけでも全然違うでしょうし。優秀な子たちが入ってくるから襟を正さなければってなりますし、意識は当然に変わっていきますよね。
村田:そうそう。だから、新卒から変えていくって本当に効果は大きいかもしれないですね。
廣田:オンライン「ならでは」のオープンコミュニケーションが肝ですよね。新卒の人たちってわりと新卒だけで固まっちゃったりもする。オンラインベースだと、だれでもアクセスできるっていう環境を作りやすいので、従来の新卒と既存社員のコミュニケーションにはない新しい形ができそうですね。また、4月以降で、さらにどんな変化があったのかお話しお伺いしたいです。
村田:いやぁ、私も変化が起こることを楽しみにしています。
新卒に求めるもの
村田:良い子って人に対して素直に気持ちを出せちゃう子が多いんですよ。最終面接だけ私がいなかっんですが、終わった後電話で内定連絡したら「村田さんいないから不安だったんです」って吐露してくれて。すごく良い子なので役員も一発内定だったんですけど、そういう「いい学生」ってこっちも惚れちゃうくらい、素直に感情を出してくれるんですよ。自己開示がちゃんとできる、思いをきちんと口にできるから、腹割ってお互い理解できたり、関係性が作れるなぁって。
廣田:感情とかその時の気持ちをストレートに表現するってとても大切ですよね。
村田:これからは、感情を伝え合うって、より大切かもしれないです。感情が乗っかって来るだけで、オンラインでもその場の空気ってまったく変わるはずなので。事務的なやり取りだけで終わっちゃうミーティングはつまらないけど、「今日面白かったことは何?」って話すだけで変わると思うんですよね。そういうコミュニケーションがこれから大切になってくる気がしますよね。
廣田:効率化だけじゃないオンラインのコミュニケーションの取り方をみんな意識しないとですね。対面だと場の雰囲気でアプローチを変えたりもできると思うので、オンラインだとよりコミュニケーションのアプローチの違いが明確に出てしまいますね
ごまかせていたところをごまかせなくなっちゃっている。
村田:「今はどんな気持ちなのかな?」っていうのも会えば伝わってきますもんね。それがオンラインだと伝わりにくいところがあるから、あえて口に出す必要がある。
廣田:そうですね。「アプローチの違い」でコミュニケーションははっきり変わりますね。
村田部長、廣田さん、お二人の和やかなお人柄に魅了されてしまう対談でした。本日は本当にありがとうございました。
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